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富士山と伊豆半島の大地の恵み「ジオ」から着想を経て商品開発

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富士山と伊豆半島の大地の恵み「ジオ」から着想を経て商品開発。 風味豊かなデニッシュを得意とする「YUZUKA」オーナーの永田平さんにお話を伺いました。

 パンを通じて生まれ育った地域に貢献をしたい

ーどうしてこの地でお店を開こうと思ったんですか?

 パンとケーキの店YUZUKAを2007年に開店。現在の立地を選んだ理由は、生まれ育った地域で商売をしたいという思いがあり、10数年の修行後、物件を探していた際、たまたま長泉なめり駅(JR御殿場線)前に理想の物件が空いており、この場所に開店することとなりました。

 YUZUKAは街のパン屋さんといったスタイルで始めましたが、お客様から、パンをその場で食べたいという要望があり、イートインスタイルのYUZUCAFEを、2013年に開店しました。  現在、新型コロナウイルスの影響があり、イートインの店はあまり状況が良くないこともあり、テイクアウト中心の店舗のリニューアルを構想中です。

 

 こだわりが詰まった風味豊かなパン

商品の魅力はどのようなところですか?

当店では、食パンから菓子パン、デニッシュ、フランスパンなどを取り扱っています。中でもデニッシュには力を入れており、最大の魅力は食感と風味にあります。私は関東近郊でパンと洋菓子の修行を積み、材料の選定から焼き加減などを学びました。その経験を活かし、こだわりぬいた材料や製法によって最適な食感にたどり着き、美味しいデニッシュを提供しています。

 最近ではコロナ対策として、焼成後すぐに袋詰めをするなどの対策を行なっています。しかし、その袋詰めによって、デニッシュの魅力である食感が失われてしまいます。この食感がスーパーやコンビニのパンとの差別化要因であると考えており、日々商品の改良やアイデアの創出を続けています。

ーテレビで溶岩チョコラスクの紹介を拝見しました。この商品を開発した背景はどのようなものですか?

 富士山が世界文化遺産登録される際、富士山の魅力を表現した商品を開発したいと思ったことがきっかけでした。特に富士山の近くには「ジオ」(地球や大地という意味の接頭語や、地表で固まった溶岩などを表す)が多く存在する為、砕いたラスクとチョコレートを用いて、その形を表現しました。加えて、お土産として重宝されるよう、パッケージを富士山の形で、かつ持ち運びしやすいように工夫しました。

ーこの商品は、YUZUKAさんでしか買えないのでしょうか。

 この商品は、当社の店舗だけでなく、地域のスーパーにも卸しています。将来的には地域を代表するようなお菓子になるよう、味や食感にこだわり続けていきたいと思います。

 

 早朝の富士山の雄大さ

ー地域の魅力について教えてください。

 この地域の魅力は、山があり海があること、特に富士山を近くで感じることができるところにあると思います。

ー伊豆のどのようなところに魅力を感じますか?

 私個人が考える伊豆の魅力は、温泉とおいしい魚、自然豊かな環境によってとても心が落ち着く場所が多く、いつでも癒しを体験できるところが伊豆の魅力だと思います。伊豆はコロナ前はたくさんの外国人観光客の方が訪れていました。外国人観光客のモラル低下など問題になっていましたが、今後は魅力の発信に加え、地域の受け入れ態勢の整備が課題ではないかと考えています。

ー商品開発のきっかけにもなった富士山ですが、最大の魅力は?

 富士山は、季節や時間帯によって見え方が違うところに魅力があると思います。私が朝仕込みをする際に見える富士山、仕事を終えて店じまいをする際に見る富士山、そして、冬の真っ白な富士山や、夏の富士山など、季節や時間帯によって全く表情が変わります。特に朝の仕込み時に見る富士山の雄大さからは、1日を乗り切るためのパワーをもらっているような気がしています。

 

 地域の魅力を世界へ

ー今後の目標を教えてください。

 将来的には、地域の魅力を発信できる事業ができたらと考えています。富士山を望むには最適のロケーションのこの地域に、当社の事業を活かした店舗や施設を作り、地域の雇用を創出しながら地域の魅力を日本、ひいては世界に発信できたらと考えます。

flip1125

神奈川県在住。活動範囲は九州から関東まで。広く浅くをモットーに、何事もほどほどにこなします。伊豆は私の第二の故郷なので真面目に魅力を発信しようと思います。宜しくお願いいたします。

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